じねんのことはり

携帯電話なんて大嫌い

雨
よく降るなぁ。

 携帯電話が、壊れちゃった。
 でも当然かも。と、言うより長もちした方なのだろう。
 この機会に無くしちゃいたい携帯電話。本当は大嫌いな携帯電話。
 だっていつでもどこでもかかってくる電話なんて24時間自由な時間が無いのと同じでしょ。
 でも良く働いてくれたのよこの携帯電話。
 家の中では毎日のように落とされ、また石の上や水たまりポチャンまで体験させられた私の携帯電話。
 車の中に置き去りもあった。人様の車に携帯ちゃんだけ乗せていただき遠い旅をしたこともあった。
 酷暑極寒に耐え、お尻ポッケの湿気に耐え、耐えに耐えて2年半。
 お陰さまでポイントも溜まって携帯電話会社に払ったお金はトータル3千円ほど。
 ん?足りない電話機代は850円なのにどうして?
 今は充電器が有料だとは知らなかった。
 「電話がかわっても使えますから」ってお兄さん。
 私のサイクルは約三年だけど本当に変わらない?あっ!!という事は車の中の充電器も実家に常備してある充電器ももう二度と使えないのね(泣)
 事務手数料も2千円かかるのね。

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| じねんのことはり | 2006.09.13 Wednesday |
降り続く雨

増水
小渓流も増水している(木曽にて)

 何年も前から異常気象と言われているが、毎年異常だとこれが普通になってしまうのじゃないか。
 崩れようとするバランスを、地球は取ろうとしているだけなのじゃないか。
 バランスを崩したのは誰だろう。そしてこの瞬間もそんな危ういバランスを崩し続けているのは。
 車に乗り、暑ければエアコンを使い、スーパーで買い物をし、舗装された道にありがたみを感じる。
 それは私だ。

 無常な自然は、車も乗らずにただ田畑を耕していただけの人の生活ですら一瞬で奪ってしまう。  

| じねんのことはり | 2006.07.22 Saturday |
オオキンケイギク・特定外来生物法はなんのため
 

オオキンケイギク
堤防でタネをつけたオオキンケイギク

 初夏を過ぎ、夏になって川沿いの堤防道路を車で走っていると鮮やかなオオキンケイギクの黄色い花が目にとびこんでくる。
 暑いな〜、きれいだな。あんな所でよく、がんばってるなぁ。などと思いながら眺めていたらある日の新聞に
「オオキンケイギクは特定外来生物に指定されていました」
 という記事が載っていた。2月に指定されたそうで、…えっ、知らなかった。何でもっと大々的に広報しなかったの??(それでも気が付かなかった可能性も否定できませんが…)
 乾燥に耐えてしっかりと根を張ってくれるオオキンケイギクは、明治時代に日本にやってきて、つい最近まで公共工事の緑化に多く使われてきた。河川敷きや法面の緑化に、ノシバなどを使うより、花も咲いてきれいということで重宝されたのだろう。
 でもキクの仲間はよく増えるのだ。根は残る、そして根でも種でも増える。
 私は庭に小菊を植えているが、放っておくと通路と言わず隣地と言わず顔を出すので、ちょこちょこと抜き取っている。
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| じねんのことはり | 2006.07.07 Friday |
現場を歩き、現場から学べ

アズサ(ヨグソミネバリ)

ミズメ(別名:ヨグソミネバリ・アズサ)カバノキ科
葉の付け根(葉柄)をぐりぐり揉んで鼻の穴に入れて嗅ぐと、
サリチル酸メチル(サロメチール)の匂いがする(馬場氏談)

 数日前、烏川渓谷緑地のHPを久しぶりに見ていたら、馬場多久男氏の「葉でわかる樹木・講義と実践編」が森林エリアで行われるというお知らせが。
 ええっ次の日曜!もしかして私ヒマ?と言うかこの講義の締め切り間に合う?…電話してみたらギリギリセーフ。
 ということで結果、急ぎの予定がなかった日曜、金管バンドフェスティバルなるものが近い子どもは実家へ巨大なチューバを抱えて練習に、私は山へ。
 こんなばかでかい金管楽器を、戸の隙間から外の見える我が家で吹かれた日には…。
 …ということをイイワケにして実家に楽器とコドモを置いてきた身軽な私、鼻歌まじりにきれいに舗装された山道を車で上ってゆく。
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| じねんのことはり | 2006.06.11 Sunday |
ルーツ

うら町ものがたり


 ものすごく久々にHPに「裏まち物語」を追加した。
 父が書いた幼少期の頃のエッセイなんだけど、原稿はもうすっかり全部揃っているのに私がぐずぐずしていて途中で放棄していた。

 昔のことをあまり話したがらない昭和一桁の父に、
「ねえ〜昔の子どもってどんな遊びしてたの?どんな生活してたの?文章にして書いといてよ、HPのネタにするからさぁ〜?」
 とお願いしたのはいつだったか。

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| じねんのことはり | 2006.06.05 Monday |
生きるための権利

和泉川
バスを網で掬った近所の川

 諏訪湖で一月から禁漁になっていたワカサギが、予定していた4月下旬の解禁日を早めて今月4月16日から解禁になるそうだ。

 卵が確保できて、今年のめどが立ったらしいことは喜ばしいけれど、ワカサギの天敵・ブラックバスもろもろが諏訪湖にいることには変わりないし、ワカサギの減少が死活問題の漁協や観光関係者はこれからもさぞ、不安だろうと思う。
 と思ったら、今度は「カワウ」が長野県内を北上して繁殖しているらしい。
 カワウはもともと、どこにでもいる野鳥だったのが一時絶滅しそうになり、最近また増殖中のよう。
 しかし長野県には、殆どいなかったようだ。温暖化の影響か?でも東北にもいたって言うし。
 はたまたカワウの食べ物が増えているのか??
 カワウのごはんは当然、川魚。
 しかもこの鳥は、ブラックバス同様大食いなのだそうだ。笑えない話である。
 川魚と言ったらイワナ、ヤマメ、ウグイ、アユその他…今必死で漁協が放流しているこれらにもう、実際百万単位の被害が出ているそうだ。
 このままではカワウに川魚が食べつくされる!?(漁協関係者・談、信濃毎日新聞)今だってそう、たくさんいるとは思えないのに…。

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| じねんのことはり | 2006.04.12 Wednesday |
安曇野市・県営烏(からす)川渓谷緑地と国営アルプスあずみの公園
 日曜日。しかも珍しく、久々に仕事をしなくてよい日曜日。たまにはコドモとデートしようかな。
 携帯ゲーム機で遊ぼうとするコドモを無理やりつき合わせて、イチゲの花を見に、午後から山へ。
 歩け歩け、さあ歩け〜…と言うつもりが、予定していた常念への登山口附近へはがけ崩れで車が通行止め。
 ううん、残念。歩いて行こうかとも思ったが、子連れでは怖いし、それも断念。 
 
 通行止めの看板のある温泉施設の山の斜面に、ダンコウバイが花盛りだった。満開の株が3、4本、見える。たくさんあるのもきれいだなあ。

ダンコウバイ


 山道はあきらめて予定変更、烏川緑地を歩こう。
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| じねんのことはり | 2006.04.10 Monday |
松本 梅月のうぐいす餅

 ものすごく久しぶりに、梅月の和菓子を手土産に買った。

 お城の北、少し信州大学のほうに上ったところに昔と変わらずひっそりとある、梅月。
 子供の頃、私の祖父の頃から家でよく見かけていた梅月の和菓子。そのころは正直、和菓子はあまり好きではなかったけれど、ものすごく懐かしくて手土産と別に、自分の分も包んでもらう。


 おかみさんの話は面白くて、ついつい聞きこんでしまう。
 この店の看板は「梅園(うめぞの)」という干菓子。子供の頃から私の家でもよく、目にしたお菓子だ。
 「これはね、豊後の梅を契約でお願いしてるんですよ。とてもいい梅なの。ええいまはね、赤字ですよ。でもなんとか止めないでね、私なんてもう年金暮らしだから職人にお給料さえ払えればね。」
 おいくつなんだろう、私の父よりもお年だろうけれど、なんともお元気だ。

 出先から帰って早速、鶯(うぐいす)餅を食べる。
 美しい青大豆のきな粉、やわらかーーくて、薄い餅のなかに漉し餡がたっぷり。おいしいーーい。



 「最近はね洋菓子流行りでね、和菓子なんて買う人少ないですよ。でもね、和菓子には季節があるの。今はお彼岸でしょ、中日ですよ。昔は季節の節目にはその季節の和菓子を食べたもんですよ」

 おかみさんの言葉を思い出しながら、スーパーの4個100円のとは比べ物にならないな…と思いながら上品な鶯餅をしみじみと味わう、ある早春のひと時なのだった。



梅月菓子舗 
〒390-0872 長野県松本市北深志1丁目9−20
| じねんのことはり | 2006.03.18 Saturday |
「飯山は、雪にうずもれています」

飯山の雪囲い1

2003年の飯山の叔父の家の雪囲い
 

 上の写真は今からちょうど3年前、12月なかばに母の実家のある飯山を訪ねたときのもの。
 今年の豪雪で、災害救助法が適用され、飯山市に自衛隊が派遣された。緊急の雪かきボランティアも募っているそうだ。
 本家である北町に住む叔母と、飯山小学校の前に住む叔父に、お見舞いの電話をかける。 お見舞いと言っても何を言ったらよいのかわからない。屋根の雪は下ろさないとどうしようもないし、年をとっていても人手がなければやらなければならない。
 叔父のところは親戚が来てくれて、雪下ろしをしてくれると言った。玄関やそのほかは叔父は自分でやっている。去年大病をしてまだそんなに時間も経っていないのに、80歳を超えた叔父は今年も雪かきをしている。
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| じねんのことはり | 2006.01.08 Sunday |
医者の話


 抗生剤を飲まなければ治らないお馴染みの細菌感染症になっちゃって、薬をもらいに医者へ行ってきた。
 この先生はもう10年ほどのお付き合いなので、私のかかりつけと言っていいのだろう。

 子供がまだ小さいころ、看護師の友人に「あの先生、いいよぉ〜(そこで働いているわけではないので患者として行ったらしい)」と言われ、当時3歳の息子が年中具合を悪くして、しまいには自家中毒を繰り返し、参っていた私はその「いいよぉ〜」という医者へ鞍替えした。
 結果、良かったかどうかは別として(たぶん良かったのだろう)、私はその先生のファンになってしまった。

 この先生、ものすごく口が悪い。
 ここ数年は、私が行くと「おめえ彼氏はできたか。まだ?寂しいじゃねえか、おい(うるさいな、ほっといてください)」
 「もう来るなって言っただろ。また来たのか(保険が利く薬、ください…)」
 また、私はむかし絵を学んでいたのでよく芸術面の話を振られるのだが、
 「なんだおめえ、知らねえのか!?ちゃんと勉強してたのかよ(…これは耳がイタイ…)」。

 今日も待合室に聞こえてくる先生の話は相変わらずの調子で、診察室に入ると目の前の壁からはこれも変わらず巨大なプレイメイトのヌードカレンダーが見下ろしている。
 「でどうだ、その後は」と来たので何が?彼氏?仕事?絵?と考えながら
 「はあ、おかげさまで仕事もぼちぼち増えてきましてバタバタしちゃって」と答えると
 「仕事なんてものななあ、増えればいいってもんじゃないんだよ(えっそう?…?)」
 「あ、なので今年は絵の出展をお断りしてしまいました(去年からぼちぼち絵も描き始めていた)なんだか気持ちに余裕がなくて」
 「ほら、な?ざまあミロ、そうやって世間と日常に埋没していくんだよ、ケケッ」だって。

 これだけの無駄口を患者に大サービスしながらこの先生、お客の…もとい患者のさばき方が実にうまい。評判がいいので混むのだが、その割りに待たされた気がしない。一人で朝から胃カメラを入れながら(と言うのか?)、合間に風邪やら何やらの患者を相手にし、私だけでなくすべての患者とこの調子でしゃべっている。プロフエッショナルだ。

 よく先生の好きな「職人」の話になるのだが、「あのなコスト計算ができなきゃ本物の職人って言わねえんだよ(そうかもしれない)」なんてことも言う。…今日も何回か聞いた装丁職人の話の流れから木曾漆器の話題になり「木曾が元気なくてな」と、木曾漆器のよさをいかにして世界にアピールするかという、実際に起こした先生の行動を語ってくださった。

 やっぱり、おもしろい。この先生、私の家から少し遠いので、お馴染みの病が出るたびに近くの病院ですませていたことをちょっと後悔した。
 注射を打って、数種類の薬を一週間分出すその先生に比べ、この口の悪い先生は「とりあえず抗菌剤を3日分出す。で様子を見なさい、金曜日の夕方来れる?調子が良くなってももう一回見せて(これもいつものことだ)」と薬は一種類3日分だけ。同じ病でも薬のパターンは違うみたい。

 この先生のおしゃべり、実は無駄口などではなく、患者の心を覗き診るためなのかもしれない…。
| じねんのことはり | 2005.11.30 Wednesday |
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