じねんのことはり

ブラックバスの竜田揚げ

和泉川


 なんということだ!
 子供の自由研究につきあって(と言うか親主導で…)行った車で10分ほどの所の川で、オオクチバス(ブラックバス)が獲れてしまった。
 あんまり驚くことではないが、この外来魚のご飯は魚だ。
 この川には熱帯魚のような派手な模様のオイカワもいるし、松本も寒冷地とは言えなくなったかな、などとつい考えてしまう。

川


 さて、どうしよう。獲れてしまったからには放流できない(私は)。

 …で、仕方なく、食べることにした。
 だって子供が一部始終を横で見ているのだ。我家的教育的指導をしなければならない。
 この魚は繁殖力が強くて、肉食であること、放って置くと在来の魚に影響があることなどを話し、でもこの哀れな「ブラックバス」は外来魚で、たまたま誰かに放されてここにいること、本人(本魚?)に罪はないのだ、何も考えずに放した人間がいけないのだと力説し「今回だけはみんな(バス)を代表して食べてあげよう(本当は捨てたかった!)」ということになった。

 同行の友人が、「まずいぞ。」と言うので、そうか、まずいなら竜田揚げだ。とわずか17、8センチほどのバスを2尾、3枚におろして、竜田揚げにした。

ブラックバスのからあげ


 小さなお皿にちょこりんと盛られた竜田揚げは、責任上私と研究者である娘とで食べたが、「おいしいじゃん!」と娘はご機嫌。
 「また獲れたら、これにすればいいじゃん」と言うが、「あそこの川はね…周りに人の家もいっぱいあるし…田んぼもいっぱいあるし…今回だけね〜」と口をにごして、大騒ぎのおやつ作りは終わったのだった。
| じねんのことはり | 2005.08.06 Saturday |
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