じねんのことはり

成長


春の庭。優しい桃色の鶯神楽(ウグイスカグラ)


 渦中に居るときはなかなか気がつけないことがある。
 もうダメだと言うギリギリになって気がつくことがある。

 助けるつもりが助けられ、育てるつもりが育てられ。
 あのムスメが私に代わって家事をやってくれる時が来るとは(感涙)。やるときゃやる、ムスメだった。

 子供の頃からあまり丈夫な方では無いのでたびたび寝付くことはあったが、去年の秋から過去無いくらい長く寝付いてしまっていたある寒い朝、いつものようにムスメを送りに出た狭い玄関でひどい眩暈を起こして真横にひっくりかえった。打ち所が悪かったら救急車に乗せられたかもしれない(冷や汗)。
 しかし「大丈夫〜?、もう。無理して出てこなくていいよ。んじゃ行ってきま〜す」とウロタエルことなく学校へ行くムスメは逞しい。中学3年の頃の甘えタレの私ならビビッてそのまま休んじゃうのに(笑)
 でもその一件があってから、朝ムスメが朝食の支度をするようになった。とは言っても前日に私が仕込んだ(洗った?)サラダとパンと果物と牛乳と卵と言うメニューなので、料理するのは卵のみである。
 目玉焼きくらい自分で焼けよ。と常々思っていたので、これ不幸中の幸い。

 それにしても去年は本当に大変な年だった。そして、いくら大変でも何としてでもクリアーしないとならない(逃げられない)事ばかり…。しかし、突っ走っている時は己を顧みるヒマなどないわけで、痛む腰をさすりながら身も心もオーバーワークだったことに、布団の中でやっと気が付いた。

 ひどい四十肩が治ったばかりだと言うのにこんなにしんどい思いをするなんて、これは一昨年、食費及び養育費に食い込むほど接待交際遊興費(?)をかけた私にバチが当たったのかもしれない。
 ああこれからは穴熊みたいに篭って仕事に励まねば…。


 そしてムスメの成長を喜んだのもつかの間、親の意地も人目も捨てた私、生来のずぼらにますます磨きがかかってしまった。
 年の初めの年賀状。用意するにはしたのだが年が明けてから数枚書いたところで力尽き、松が明けてしまった。さらに困ったことに、いただいたうち誰に出したのかわからなくなってしまった。

 う〜〜〜〜ん……改めて、全部の返信に寒中お見舞いで出そう。
 と、思っていたら床払いした頃には寒さも和らぎ春の空気…。

 仕方ない、暑中見舞いにしよう。
 そんなことを言っている内に暑中見舞も残暑見舞いの時期も過ぎ、また年が明けるのかもしれない、光陰矢のごとし。
 ご縁のある方々に心の中で手を合わせる日々である。
 

 さてムスメの家事代行はというと、ほぼ7日間で終了した。3日を越えたのも成長の証である。
 ずっとやってくれても良いんだけどな〜。どうやったら家事に興味のあるムスメが育つんだろう…。
 でもあんな形で体を張るのは、もう二度と止めておこう(笑)。

 
| 日々の覚え書き | 2010.04.01 Thursday |
<< NEW | TOP | OLD>>