じねんのことはり

2016 街路樹サミットIN立川
街路樹サミットいN立川

2015年も残すところあと10日あまり。
年明け、1月9日の「街路樹サミットIN立川」開催まであとすこしとなりました。
それにしても…早いなあ。お話を伺ったときはまだまだ先、と思っていたのに、光陰矢のごとし。
私も行きます、懐かしの立川昭和記念公園。
この公園はまだ造成していたころ、立川に住んでいたのでよく散歩に行きました。当時18、19青春の真っ只中、ああもうほんとうに懐かしい。

サミットは100名の定員にすでに達した模様。すごい。キャンセル待ちの方もいらっしゃるようです。
事務局のみなさま、企画から打ち合わせ、協賛募集、そして展示、もろもろ、本当にお疲れ様です。
そしてありがとうございます。
群馬直美さんの『街路樹 葉っぱの詩』展と、街路樹写真展は12日より始まっています。
お近くの方、どうぞお出かけください。

2016街路樹サミットin立川 https://www.facebook.com/events/1656064101319068/

 
| 庭づくり よもやまばなし | 2015.12.21 Monday |
庭づくり よもやまばなし 目次
庭づくり よもやまばなし


| 庭づくり よもやまばなし | 2010.07.09 Friday |
泥だんご

ある夏の日曜日の、我が家の会話。

「ハイお母ちゃん、おみやげ〜」
「おお!見事な泥だんご」
「いや〜何もすることなくってヒマだったからさ〜、公園で○○と2人で泥だんご作ったー」
 へぇえ。小学校5年(♀)にもなって、泥団子を作ってくるとは思わなんだ。

 彼女は、ランドセルの中で萎れた桜の花とかスミレの花とか、いいにおいのする葉っぱとか、石ころとか紅葉した落ち葉とか、何かと「おみやげだよ」と学校の帰り道に持ち帰ってくる。ましてや貴重な休日に制作した、手間をかけた泥団子は100パーセント、必ず持ち帰ってくるのだ。
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| 庭づくり よもやまばなし | 2006.09.18 Monday |
悲しいケヤキ・その後〜業種を超えた「人」と「人」との繋がりを〜

建築資料研究社・刊/龍居庭園研究所・編 「庭 171号」にエッセイ「悲しいケヤキ」、「悲しいケヤキその後」が掲載されました。このエッセイを書く上でご協力、ご尽力いただいた方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

木は私たち人間のように、置かれた環境を自分で変えることはできません。環境に木を合わせるのではなく、私たちの考え方を変えて、もう一度「木」という物言わぬ生き物に向き合えないものか…と考えています。2006年9月

 

私が街路樹、という存在をはっきりと意識するようになったのは、「緑陰道路プロジェクト」という新聞記事のファックスがきっかけでした。

正直に白状してしまうとそれまでの私は、暑い夏に街路樹の木陰を選んで歩道を歩く時にありがた味を感じることはあっても、その存在をさほど意識するこはありませんでした。社会に出てからも、2年ほどしか在籍しなかった造園会社での事務の仕事を通して「仕事の糧」としての街路樹という意識が加わっただけで、やはりそれは私にとって、取り立てて目を向けるほど興味のある存在ではありませんでした。 造園業界を離れてからは尚のこと、剪定工事の風景に目を留めることがあっても、その頃世間で巻き起こりつつあった「街路樹論争」なるものも知りませんでしたし、強選定された街路樹を見ても「仕方がなかったのだろう」程度にしか感じていませんでした。

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| 庭づくり よもやまばなし | 2006.09.15 Friday |
「美しい絵」と現場の感性
 このところ庭の名刺も配っていないので、ほとんど自分の仕事はしていない「庭作り」。
 それでもぽつぽつと入るパース画の注文のおかげで、細々と造園業と繋がっている私・・・
 そんな私の造園のポジション=仕事は、施主とお得意さま(作庭師)の間の意思疎通を図る「通訳」のようなもの、と思っています。
 もちろん、「通訳」などを必要としない場合が殆どでしょうし、総てにおいてそんな庭作りができれば理想的だ、と思うのですが。

 さて、庭の見積りに完成予想図の絵をつける、というのは作庭師さんもむかしからやってきたことですが、最近の「絵」はどうも本来の目的から外れているように思えます。私も多くのそんな絵を描いてきましたし、施主がそういった絵を求める傾向もあります。そのためか、「美しい絵」を看板にする業者も少なくありません。
 
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| 庭づくり よもやまばなし | 2006.07.08 Saturday |
アンチ(※注)「初めがかんじん、プランニング」
「プランニング」、それは、これから庭を持とう、とする人にとって、いちばん楽しくて、いちばん頭を悩ますところでしょう。
(あんまり悩まれるとこっちも困るんだよな。早く決めてくれねえと予定が立たねえじゃねえか。ガーデニングでお客が庭の土台から全部自分で造るって言うならそれでいいけどよ。)

 プランニングとは、庭作りの構想を練ってゆき、それを平面・立面図面などに起こして行く、庭作りの基盤です。
(そりゃ現場がわかってるヤツが言うこったね。)

 色々な考え方がありますが、自分で造るにせよ、業者に頼むにせよ、私はこのプランニングこそ、庭作りの上で最も大切な部分だと思っています。
(そう言う事をやたら言うヤツが増えたから、絵描かなきゃ仕事になんなえし、金にならねえ絵を何べんも描かされるような時代になっちまったんじゃねえか?)
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| 庭づくり よもやまばなし | 2006.07.08 Saturday |
広告と「本物」感覚のズレ
「エクステリアフェア」に行ってきた。
 庭を新規で造るとき、エクステリア製品をまったく使わない人のほうが少ないとは思うが、こういったものは材料費も高いし工事費もそれなりだから、カーポート一棟建てても十数万以上だし、フェンスも選ばなければ安いが、見た目の良いものはかなり高価だ。
 自然志向、回帰思考の今の世の流れだろうか、「古びた木の色合いを再現したプラスティックやアルミ製品」「本物の木のような作り物の木」「天然の素材を合成素材とミックスした、耐久性のある合成製品」もあらゆるメーカーからたくさんの商品が出ていた。

 まったく個人の感想だけれど、いくらそっくりに模したとしても、美的な部分を強調した宣伝をしても、作り物の製品では「本当の美しさを感じる心」は生まれないと思っている。
 作り物しか知らない「目」で見れば、そうして作られた商品は「いい雰囲気」であるかもしれない。けれどそこには「真実だけが持つ迫力」と「美しさ」は無い。
 長持ちして腐らないほうがいい、最近の製品はリサイクルもできるし、という一見合理的でエコロジカルに思える考えが、私たちがよりどころとするはずのものから、私たちをどんどん引き離してゆく原因にならないのだろうか。
 
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| 庭づくり よもやまばなし | 2006.04.08 Saturday |
北沢さんのアルミ三脚
★2007年、北沢さんがHPを作りました→☆2014年、北沢さんが独自ドメインを取得しました!→http://al-kitazawa.jp キタザワのアルミ三脚

北沢さんの造園用アルミ三脚


庭木の剪定には欠かせない、三脚。
ひと昔前までは竹や丸太、あるいは鉄でできていた三脚も今は皆アルミ製で、ホームセンターでも普通に売られている。
そのアルミ三脚を作っている、北沢さんのパンフレットを作らせていただくことになった。そこで、剪定の現場へ撮影に出かけた。
この「北沢さんのアルミ三脚」のうわさは、4、5年前からよく、耳にしていた。
…足がスライド(伸びる)するのだ。しかも、三本とも!(基本的には軸になる1本がスライドで、あとはオプションでどうとでも作ってくれる。)昔ながらの保持棒(支えになる棒)が自在に振れる「首振り」というものも作っていて「本職用のメーカーさん」というイメージがあった。
庭職人の言うには、「現場は石組んであったり木がせってたり、平らな地面ばかじゃねえしな、三脚が立たらねえところはハシゴにロップ(ロープのこと)かけて上るんだけどよ、北沢んのは足がスライドするし丈夫で使えるんだよなあ」。
要するに、ハシゴの代わりにロープをかけて引っ張っても丈夫で壊れない(注:この使い方は通常使用の範囲外です)、足が3本ともスライドするので傾斜地でもステップが平らになり、てっぺんまで普通に乗れる(注:三脚の天板には絶対に乗ってはいけません。)という意味らしい。
へええ。国産で手作り(ホームセンターなどで流通しているものはほとんど中国製だ)なんて!…こんな近く(上田市)にそんな人たちがいたんだ、社長さんはどんな方かしらと、職人好きの私は前々から興味しんしんだったのだ。
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| 庭づくり よもやまばなし | 2005.07.21 Thursday |
松の剪定

松の剪定


 私がやるわけではないけれど、たまに庭の剪定の仕事がくる…とは言っても実際は職人さんを紹介するだけ(仲介料はとらない)なので、いつも話だけが私を通ってゆく。
 しかし今回は珍しく、私がお手伝いをすることになった。一人親方がどうしても一日で仕事を上げる都合があったからだ。
 お手子(おてこ)とはいえ本来ならばちゃんと鋏を持って木にとりつかなければならないのだが、そこは勘弁してもらって私の仕事はゴミ(剪定くず)拾いと下草の手入れだけ。

 朝から嵐のような不安定な天気で、雨が強く降ったり、止んだりで現場に近い私の自宅件仕事場で待機していた親方が覚悟を決めたのが結局9時半頃。しかし天気予報では午後も50%の確立で雨だったのが現場に着いたと同時にきれいに晴れて、暑くなってきた。
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| 庭づくり よもやまばなし | 2005.07.12 Tuesday |
悲しいケヤキ〜「緑陰道路プロジェクト」に想うこと〜

このエッセイは平成15年に始まった街路樹の剪定方法を問う「緑陰道路プロジェクト」について、平成11年ごろの公共工事の状況を思い出しながら、当時(2004年11月)の私の考えを書いたものです。現在、街路樹をとりまく状況も変わってきていることや、このページへリンクしてくださっているサイトもあることから、この記事の内容を校正して今回改めて書き直しました。公共工事に関して私の思い違いから、誤解を招く記述があったことについてはお詫び申し上げます。訂正箇所については打ち消し線を引いて注釈をつけ、また削除した部分は注釈としてそのまま記事の最後に残しました。 2006.7.6

 

(私)「こんちわー、どうもご無沙汰しちゃって…あれ社長なんか冴えない顔色で…飲みすぎ?」

(社長A)「いや違うよ、確かに昨日も飲んだけど。なんだい、さっちゃん今日は遊んでるんかい」

「そうそう。社長だって遊んでるじゃん(現場に出てないと‘遊んでる’と言う)、いやたまたま近くを通ったからさ。」

「じゃ、あそこのケヤキ並木見たかい?剪定してあっただろ」

「あ、ぜんぜん気がつかなかったけど…社長のとこでやったんですか」

「バカヤロウ俺はあんな仕事しねえよ。見てねえのかあのひどいケヤキの姿を」

「そんなにすごいの?」

「ふてえ枝のまんなかでぽんぽん落としやがってよう。ひでえもんだよ悲しくなっちまうぜ」

「でも、なんで?気持ちはわかるけど、けっこう見るじゃん、そういう剪定。」

「あそこはなあ前の時は俺がやったんだよ。」

「あ、なるほど…」

「ケヤキの良さってのはなあ、あのすうっとした枝先の形だろ。それを…」

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| 庭づくり よもやまばなし | 2004.11.15 Monday |
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